鳥取城跡のみどころ

鳥取城跡には全国の城郭には構築例がない、まんじゅう型の石垣があります。鳥取城・山下の丸城郭で一番高いところにある天球丸石垣の部分です。天球丸の石垣が孕み出しで崩れるのを防ぐため用いられた工法で河川・湾港などにみられる工法で城の石垣に使用されているのは鳥取城だけのようです。


「巻き石垣」・・・別名・まんじゅう石垣 


「 竪石垣(登り石垣)」

「 おさごの手水鉢 」

鳥取城跡の主のイノシシです。

また二の丸の北西部にある竪石垣も変わっています。竪石垣自体は珍しい石垣ではありませんが、鳥取城の竪石垣は階段状に石段が組まれた珍しい構築石垣です。(昭和18年の鳥取大地震で階段状石段は崩落しました)
竪石垣は秀吉の朝鮮征伐時代に倭城に造られたのが始まりと言われています。御三階櫓台の石垣には丸い穴の開いた石があります。手水鉢として使用されていた石と伝えられています。鳥取城を散策するときは是非見逃さないでください。

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