日本最大級の鳥取砂丘の東側に広がる福部砂丘では砂丘ラッキョウの収穫がピークを
迎えています。
福部砂丘にラッキョウが導入されて100年、数えられます。
ラッキョウという農作物は荒廃地に適応した植物物で成長期2回の時期だけに
降雨があれば、他の時期はあまり雨を必要としないので砂丘に最適な農作物です。
また、冬に葉を伸ばし、砂を覆うので飛砂を抑えることもできます。
ただ、植え付けは盛夏の時期で大変ですが、10月末から11月初めには
花が咲き、きれいなラッキョウ畑が見えます。
追伸 鳥取砂丘とは東からラッキョウで有名な「福部砂丘」、砂漠のような景観が
広がっている「浜坂砂丘」、現在では鳥取砂丘コナン空港および鳥取大学などがある
「湖山砂丘」、因幡の白兎で有名な白兎までの「末恒砂丘」、この4つの砂丘を含めて
鳥取大砂丘と言われていましたが現在、一般的に呼ばれています鳥取砂丘とは
浜坂砂丘を示します。ですので鳥取砂丘は約500haですが全部を含めますと
約1800haあり、猿ヶ森砂丘より広大です。